最近、「福岡の女性が元気!」と言う声をよく耳にします。
【FUKUOKA WOMAN'S HISTORY】は、私たちの周りにいる
やりたい事に向かって頑張っている女性を紹介します。
素敵な女性たちからパワーをもらいましょう!!



 profile
 伊波ゆかり(いはゆかり)
  (有限会社ブルーランク代表取締役)


1999年 米法人『OKI Inc Corporation』
アメリカでの商談〜個人輸入を始める。
2001年 有限会社『ブルーランク』設立。
インポートアクセサリー、インポート雑貨、
オリジナルアクセサリーの卸しをメーカーへ
幅広く展開。
2006年 アクセサリー工房、ショールーム
『 B/R  ビーアール』 オープン。




私、沖縄育ちなんです。青い空、青い海の下で、18歳までをのびのびと過ごしましたね。
父の経営していたペンションには外国人のお客さんも多くて、英語というものがいつも身近にあり、
自然でした。昔からアメリカとの距離を感じない環境で育ちました。

大学では英文科を専攻。大学の間には学芸員の免許を取得し、キュレーター(学芸員)になるのが
夢でした。アメリカの美術館が大好きで、そこで働きたかったんです。
日本の美術館や博物館のキュレーターも数が限られていて、数年待ってもほとんど募集が無いのが
現状でした。
そんな厳しい現実を目の前にし、幾年も待てないと考えキュレーターの夢を断念
そして、卒業後は営業職に就こうと活動を開始。もともとじっとしていられないタイプなので、
その頃は“なんとなく営業”という感じで決めましたね。

就職先は、福岡のアパレル会社。営業と接客に携わる仕事でした。
(実は、当時アパレルには全く興味なかったんですよ。)
そのうち自分の力を発揮できる場所で、仕事をさせてもらえるようになっていきました。
そして入社3年後、企画営業で東京へ異動の話がきたんです。
会社の扱うブランド服を着て、説得力ある営業をやっていくというのは、
会社にとってプラスになる重要な仕事だとは分かっていました。
だけど、10年後の自分がステップアップできているかどうか、という事には疑問を感じましたね。
どうしてもアパレルでの人事異動に納得できず、自分の将来を見出せなかったんですね。
この異動の話は、次のステップを見つめ直す良い機会となりました。
自分で生きる道を考え始めた。そんな節目が、27歳ですね。



その頃、父の知人から「ラスベガスで、長年に亘って宝石を取り扱っている会社の取締役が引退。
会社の名前はそのままで、誰かやってくれる人がいないか?」という話が・・・
「独立して、何か自分でやってみたい!」という私の気持ちを
理解している父は、私にこの話を勧めてくれました。
アパレルの会社を辞めて、30万円程で知人の会社"OKI Inc Corporation "を
買い取る事にして、ラスベガスへ飛びました。
叔母が住んでいるロスサンゼルスには
よく遊びに出かけていたので、アメリカへ行く事に
違和感はなかったし、現場に会社が無いと
仕入れや取引きが出来ないと思っていたので
決断も早かったですね。

実際に展示会に行って、個人名刺があれば
ライセンスがなくても仕入れや取引きが出来る事を
知りました。
しかし、市民権を持たない私に降り掛かってくる事は多く、ややこしい事が沢山。
行き当たりばったりで会社を始めた私でしたが、
きっかけさえあれば、そこから新しいチャンスや発見があるものです。

ある日、日本のお客さんが欲しがっていたジーンズをロスのお店で見つけました。
お店との卸の交渉をして日本へ持ち帰ると、思った以上の反響があって、
それから1年間は月に数週間ロスに滞在しながら、日本とロスを何度も往復しました。
展示会があれば何度も足を運び、ジーンズをはじめ衣料品や雑貨、
アクセサリーを買い付けては日本に送っていました。
自分でやれる事を楽しんでましたね。英会話も必然的に身に付いていました。
仕入れでは、仕入れ先にも利益が出せるようにし、交渉する私のマージンもきちんと頂く事で、商談も成立。
あくまでもお客様とはフィフティフィフティの取引き。ビジネスのカタチが始まりました。
次第に多くのメーカーさんとの卸しも始まって、個人輸入業として成り立ってきました。
成り行き上でしたが、自分で仕事をしていける道がはっきりと見えてきました。



個人輸入を始めてから2年後、
インポートアクセサリーとインポート雑貨を
扱う会社として、福岡に(有)ブルーランクを設立。
29歳でした。この時にアメリカの会社を廃業し、
ブルーランクとしての輸入が新たに始まりました。

それからインポートを買い付けるだけではなく、
ショップさんの個性が出せるように、オリジナル
アクセサリーの企画にも力を入れ始めました。
お客様の声を生かしたショップのバイヤーさんとの
商談によって、どんなコーディネイトにも
合わせることが出来る様な、自然でいて、
自分らしく身に付けられるアクセサリー

企画、生産するようになりました。

パーツひとつにしても、表情が変わってくるので
オリジナリティ溢れる商品が出来上がります。
そうする事で、バイヤーさんの欲しいものにより
近づけられて嬉しいですね。
その頃、某ショップさんで取り扱っていた
アクセサリーが百貨店のバイヤーさんの目に
止まって、紹介を頂きました。
そして百貨店への卸も開始しました。
大手企業との取引きは個人では難しいんですよね。
ブルーランクを設立していたからこそ出来た事でした。

現在オリジナルが7割。オリジナル商品はハンドメイドで丁寧に仕上げています。
これからも身に着ける人の欲しい物に、より近いアクセサリーを提案、提供したいですね。
バイヤーさんだけでなく、一般個人のお客様にも出来上がっていく過程を楽しんでいただきたくて、
あるプロジェクトに参加する事になりました。



TRAVELERS PROJECT
挑戦を旅のように楽しもうとする人達のプロジェクト。
冷泉公園の近くの雑居ビル『冷泉荘』に、19組のデザイン、
アート、フード、アパレル、リラクゼーションなどの様々な業種が、
想い想いの発想で3年間だけ集まります。
ここにブルーランクも、アクセサリー工房的なショールーム
『B/R ビーアール』をオープン
します。

基本的にバイヤーさんとの商談に使うスペースなのですが、
個人のお客様もブルーランクのアクセサリーを購入したり、
オリジナルのアクセサリーをつくる事も出来ます。
今、お持ちのアクセサリーをリメイクするのも良いですね。



パーツも豊富に取り扱えていますので、欲しかった物に
出会えたり、新しい発見があると思います。
その際はスタッフが丁寧にご指導、アドバイスもいたします。
ここでは、誰もがデザイナー
世界にひとつしかない、自分らしいアクセサリーを
楽しんでみませんか。
4月29日、グランドオープンです。気軽に遊びに来られて下さい。

  『 B/R 』 
  福岡市博多区上川端9-35 A13
  TEL 092-283-6090   MAP



会社を設立してからは、お客様に対してもスタッフに対しても、ますます責任を感じますね。
私の場合、責任感は行動力につながっています。仕事に向かう姿勢も随分違ってきました。
これからも成長し続けながら、その時々に合わせられるほど柔軟性のある会社であり続けたいです。
時折でてくる問題点を楽しめるほど、ひとつひとつの事柄と向き合っていけば、
気持ち良く仕事できるし、やれば出来る!と思えますよね。
目の前にある課題をクリアしていく事に喜びを感じながら、ここまで進んで来たと思います。
何事も目標設定を近くに置くと、それに確実に向かっていけるのだと実感しています。
そして、いつまでも”大好きな自分”でいられる様に、
これからも課題に向かって、ポジティブに努力していく私でありたいですね。
その中で新しい自分を発見し続けながら、
今の自分の一歩前を行く人になっていきたいですね。
ブルーランクと共に、あらゆる可能性にチャレンジしていきます。



 リフレッシュの方法は?  マッサージの時間。
 頑張った自分へのご褒美は?  美味しいお酒に美味しい食事。
 ゆっくり流れる時間。
 おすすめ(お気に入り)のものは?  自分だけのオリジナルアクセサリーを
 作れる工房『 B/R 』
 これからの目標や夢は?  ずっと仕事を続ける事。
 可能性を感じるモノに対して限界はない!
 挑戦していきたい。
 メッセ−ジを・・・・  自分発見!自分の今の状況を楽しめると
 次の目標が見える。
 課題をもってチャレンジすれば、
 必ず新しい自分が見えてくる。